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グローバルリスク・危機管理プログラム

笹川平和財団日米グループ ウクライナ戦争と『核の忘却』の終わりの時代」―第2回― 「核兵器復権」の時代:軍縮・軍備管理をめぐる議論

2022年9月26日
秋山信将教授は2022年4月に笹川平和財団が収録した座談会シリーズ、「ウクライナ戦争に見る「核の忘却」の終わりの時代」に出演し、本座談会は8月19日にポッドキャストとして公開されました。秋山教授が共同執筆し、2019年に出版された『「核の忘却」の終わりー核兵器復権の時代』から3年が経ち、同書で論じられたロシアや中国の核戦力によって「使わない」「使えない」兵器から「使う」兵器となった核兵器の問題がより現実的となった現在。2022年2月に勃発したウクライナ戦争によって核の脅威が増したことについて、秋山教授と軍備管理や核戦略を専門とする教授の方々が議論しました。本ポッドキャストは2回に分けられ、第2回では核保有や軍備管理をより広い視点で捉え、核兵器と他の兵器の関係性や戦争の軍備管理の役割についてのディスカッションを行いました。
グローバルリスク・危機管理プログラム

笹川平和財団日米グループ ウクライナ戦争と『核の忘却』の終わりの時代」―第1回― ウクライナ戦争に見る「核の忘却」の終わり

2022年9月21日
秋山信将教授は2022年4月に笹川平和財団が収録した座談会シリーズ、「ウクライナ戦争に見る「核の忘却」の終わりの時代」に出演し、本座談会は8月19日にポッドキャストとして公開されました。秋山教授が共同執筆し、2019年に出版された『「核の忘却」の終わりー核兵器復権の時代』から3年が経ち、同書で論じられたロシアや中国の核戦力によって「使わない」「使えない」兵器から「使う」兵器となった核兵器の問題がより現実的となった現在。2022年2月に勃発したウクライナ戦争によって核の脅威が増したことについて、秋山教授と軍備管理や核戦略を専門とする教授の方々が議論しました。本ポッドキャストは2回に分けられ、第1回ではウクライナ戦争をめぐってロシアやアメリカが核問題についてどのように考えているのか、抑止や軍備管理が何を目指すのかについて話しました。
民主主義・人権プログラム

第二回サニーランズ・イニシアティブ・リトリート 日本開催(英語)

2022年9月14日
2022年8月に2日間にわたって神奈川県小田原市で開催され、市原麻衣子教授が参加した「民主的パートナーシップの強化に関するサニーランズ・イニシアティブ」の会合の様子に関する説明が日本国際交流センターのニュースリリースに掲載されました。教授を含む30人の著名な実務家や学者が小田原に集まり、インド太平洋地域における民主的ガバナンスと人権の擁護・強化の重要性について議論しました。参加者は、民間企業や若者を巻き込むことの重要性に言及し、日本がリーダーシップを発揮する方法について話し合いました。会議の成果として、参加者は「小田原声明」を作成し、日本の国会議員や報道関係者に発表しました。
グローバルリスク・危機管理プログラム

NHKワールド-ジャパン グローバルアジェンダ:核戦争の高まるリスク?

2022年9月7日
2022年8月6日、秋山教授はNHKワールド・ジャパンが放送した核戦争のリスクに関するパネルディスカッションに参加しました。パネルは、ウクライナ戦争におけるロシアの核兵器使用の可能性、東アジアにおける核抑止と軍備管理の可能性という話題について議論しました。東アジア地域、特に北朝鮮と中国による核戦力の増強に関し、核抑止力を強化する必要があるとしつつも、日本と韓国の核オプションについては否定的な見解を示し、米国との同盟の重要性を論じました。最後に、「核抑止力対核軍縮」の議論において、教授は、軍備管理の交渉を実現する基盤作りのために、アクター間の話し合いが必要であることを強調しました。
民主主義・人権プログラム

サニーランズ・イニシアティブ・リトリートII ―インタビューシリーズ 市原麻衣子教授

2022年9月6日
市原麻衣子教授が2022年8月1~2日に日本国際交流センター主催で開催された第二回サニーランズ・イニシアティブ・リトリートに参加しました。教授は、アジア地域の民主主義は、南・東南アジアで深刻な後退が見られる反面、北東アジアでは比較的守られているとし、アジアでの民主主義サポートメカニズムの形成が重要であると指摘しました。また、民主主義擁護における日本の役割について、現政権は役割を拡大しウクライナからの避難民の受け入れなどを行ってきているが、今後はアジアにおいて民主主義と人権のために活動する人々をもっと支援するべきだとコメントしました。
グローバルリスク・危機管理プログラム

CIGS外交・安全保障TV―プーチンによる「核の恫喝」にどう対処するのか?―

2022年9月5日
秋山信将教授はキャノングローバル戦略研究所がプロデュースするCIGS外交・安全保証TV に出演しました。出演回は『プーチンによる「核の恫喝」にどう対処するのか?』という題名で、2022年5月16日に公開されました。教授はウクライナ戦争の長期化とロシアによる核使用の可能性、ウクライナ戦争の終結と核兵器、そして、ウクライナ戦争とキューバ危機(1962年)との相違について話しました。また、米中関係と米露関係の違い、「ポスト・ウクライナ戦争」の国際秩序はどうなるのか、ウクライナ戦争の台湾問題へのインパクトなどについて議論を行いました。

TBS 報道1930:支持率急落で早くも危険水域 尹大統領の苦境…政権内部で何が?

2022年8月30日
2022年7月27日にTBSの報道番組報道1930が尹大統領の急落した支持率に関する特集を放送し、権容奭准教授が解説員として出演しました。韓国で尹錫悦氏が新大統領として就任してから2ヶ月半余りしか経っていないにも拘らず、支持率の危険水域と言われる3割を切る寸前にまでなってしまいました。権准教授は尹政権の揺らぎについて、僅差となった大統領選挙や選挙後の民生に対する尹氏の姿勢に触れました。また、支持率低迷の一因とされている「検察共和国」が何を意味し、どのような対処策が必要かということや、与党の若い党代表が追放された事実の背後にあった動きをわかりやすく解説されました。日韓関係に関しては徴用工問題が議論され、権准教授は今後の両国の付き合いについて自身の意見を述べられました。
グローバルリスク・危機管理プログラム

Voice×PHP総研ウェビナー 「核恫喝の下でのハイブリッド戦争」と抑止・軍備管理

2022年8月26日
雑誌『Voice』の編集部と政策シンクタンクのPHP総研が『Voice』注目論稿に投稿された著者をゲストに迎えて読者と一つの問題に対する考えを深めるウェビナーが2022年5月25日に放送され、そこに秋山教授が出演しました。ウクライナ戦争で明らかとなった核恫喝による戦略環境にいかに対処するべきか、そして今後の軍備管理や軍縮の展望について議論しました。
民主主義・人権プログラム

GGRウェビナー「次世代リーダーと民主主義」が朝日新聞で取り上げられました

2022年8月22日
2022年8月17日の朝日新聞夕刊に、2022年7月28日に開催されたGGRウェビナー「次世代リーダーと民主主義 −権力の外縁から自由を求める若者たち」のリポートが掲載されました。「つながれば 世界が変わる」と題した本記事は、本ウェビナーを視聴した記者がウェビナーの内容をまとめたものであり、香港、ウクライナ、沖縄で活動を行なってきた三人のパネリストの政治参加に対する思いや、権力に対して人々が繋がることの意義を紹介しています。
民主主義・人権プログラム

CIGS外交・安全保障TVー ―民主主義を守るための外交―

2022年8月16日
2022年7月26日に公開されたキャノングローバル戦略研究所(CIGS)の外交・安全保障TVに市原麻衣子教授が出演しました。教授は民主主義の定義や近年の民主主義国の後退という広い視点に基づく話に触れ、自由権を内包しない民主主義言説の拡大に警鐘を鳴らし、この言説の背景に中露の言説構築や情報戦があると指摘しました。さらに市原教授は、日本の民主主義外交が展開されてきた経緯を説明し、今後の展望の可能性を議論しました。