「台湾の編集者が訪中後に連絡絶つ 拘束か、共産党批判の書籍も出版」へのコメント

2023年4月24日、朝日新聞に一橋大学大学院法学研究科教授・GGR研究員の市原麻衣子教授のコメントが紹介されました。教授は同日に公開された「台湾の編集者が訪中後に連絡絶つ 拘束か、共産党批判の書籍も出版」と題された記事についてコメントしました。この記事は、台湾在住の李延賀さんが中国で逮捕された事件を概説してます。李氏は、ウイグル自治区の歴史や中国の海外宣伝工作に関する書籍を発行する出版社「八旗文化」の編集長を務めていました。市原教授は、本事件が中国共産党によるメディアコントロールが中国本土を超える形で強化されていることを示しているとコメントしました。また、中国政府に批判的な香港人が台湾に亡命した事件を踏まえ、中国共産党が香港と台湾のメディア関係者の繋がりとその中国本土への影響を警戒している可能性があると述べました。

https://www.asahi.com/articles/ASR4S5KBGR4SUHBI01H.html