出版物

民主主義・人権プログラム

Dissidents.org–- ストーリー(英語)

著書名ハニグ・サスチャ
出版日2020年から2021年まで

要旨プロジェクト「Dissidents.org」は、自由と民主主義を主張する世界各国の活動家たちのインタビューを集めたもので、彼ら自身のストーリーや実体験をさらけ出している。

民主主義・人権プログラム

腐食性資本:チリの事例(スペイン語)

著書名ハニグ、サスチャ; クラロ, フェルナンド; ラゴス, フアン・パニアグア; パブロ
出版日2021年

要旨この出版物は、権威主義国家の企業がチリ国内で行った投資やプロジェクトに関するFPPの調査結果である。結論としては、腐食的な影響を防ぐための制度の役割を指摘している。また、他の中南米諸国への提言もなされている。

民主主義・人権プログラム

恣意性なき人権外交の展開を

著書名市原麻衣子
出版日2022年2月

要旨各国内のポピュリズム、権威主義国の影響力工作、情報技術の革新により、人権規範が弱体化し、人権外交が急速に主流化している。

民主主義・人権プログラム

侵食される民主主義 上・下(勁草書房)

著書名ラリー・ダイアモンド(市原麻衣子監訳;東海林拓人、鈴木涼平、杉井敦、増村悠爾訳)
出版日2022年2月

要旨いま民主主義国は、権威主義国から影響力工作や「シャープパワー」で侵略され、国内ではイデオロギー分断が生じている。この外からの攻撃と内からの自壊を包括的に捉える画期的な民主主義本がついに登場。最近の民主主義の後退を最初に指摘した「ミスターデモクラシー」ことダイアモンド教授による警告と、再生に向けた処方箋。

民主主義・人権プログラム

「人権外交」打ち出す岸田政権:米国と連携、政権イメージ刷新の狙いも

著書名市原麻衣子
出版日2022年1月11日

要旨岸田政権の人権外交に見る背景や課題を探る。

民主主義・人権プログラム

重層化する国際秩序と日本

著書名市原麻衣子、齊藤孝祐、佐橋亮、鈴木早苗、田中淳子
出版日2022年2月

要旨米中が異なる秩序観を持ち、対立が構造化するなかで、人権、 民主主義、 経済安全保障などをめぐる外交領域が拡大している。多様なアクターが参画する新たなアリーナに日本は果敢に参入し、行動することが求められる。

民主主義・人権プログラム

アジア「自由・民主」の守護者に 外交・安保政策の針路

著書名市原麻衣子
出版日2021年12月9日

要旨日本は自らの安全保障のためにも、自由民主主義的価値の守護者に転換することが求められる。

民主主義・人権プログラム

バイデンの民主主義サミットを世界が評価(英語)

著書名ブラウン・フランシス・Z、市原麻衣子lなど.
出版日2021年12月6日

要旨日本に関する担当部分にて、著者は民主主義サミットは政権が推進している自由で開かれたインド太平洋(FOIP)のビジョンと一致していると述べている。とはいえ、地域の協力関係を強化するために、東京はより包括的なアプローチを提唱していただけに、この招待は微妙である。招かれていなくても、日本が他の国に働きかけることができるような、地域的な会議を行うべきだと著者は提言している。

民主主義・人権プログラム

民主主義再生へ、日本の力を

著書名市原麻衣子
出版日2021年11月25日

要旨ミャンマー問題の難しさを踏まえれば、国軍をどのように動かすかのみならず、短期の人道対応と長期の民主化戦略が必要だ。

民主主義・人権プログラム

日本のCOVID-19への対応。科学的根拠に基づくガバナンスの弱さの問題 (英語)

著書名ICHIHARA Maiko
出版日2021年10月31日

要旨日本の民主主義は安定しており、ポピュリズムも抑えられていたにもかかわらず、COVID-19パンデミックへの対応が他のアジア民主主義国の成功体験よりも限定的であった理由を分析している。情報への信頼、科学的根拠に基づく意思決定、全体的な透明性、東京オリンピックをめぐる政策などが取り上げられている。一方で、市民の行動や政府の法の支配の尊重については肯定的に評価されている。