出版物

民主主義・人権プログラム

民主主義再生へ、日本の力を

著書名市原麻衣子
出版日2021年11月25日

要旨ミャンマー問題の難しさを踏まえれば、国軍をどのように動かすかのみならず、短期の人道対応と長期の民主化戦略が必要だ。

民主主義・人権プログラム

日本のCOVID-19への対応。科学的根拠に基づくガバナンスの弱さの問題 (英語)

著書名ICHIHARA Maiko
出版日2021年10月31日

要旨日本の民主主義は安定しており、ポピュリズムも抑えられていたにもかかわらず、COVID-19パンデミックへの対応が他のアジア民主主義国の成功体験よりも限定的であった理由を分析している。情報への信頼、科学的根拠に基づく意思決定、全体的な透明性、東京オリンピックをめぐる政策などが取り上げられている。一方で、市民の行動や政府の法の支配の尊重については肯定的に評価されている。

民主主義・人権プログラム
出版物

日本への影響力を高めるための中国による巧妙な努力(英語)

著書名ニベン・ティモシー、市原麻衣子
出版日2021年10月

要旨本文論では、中国の海外におけるメディア戦略について触れている。まず、中国が海外でのプロパガンダキャンペーンをローカライズしようとしているが、その成功は限定的である。次に、日本と中国のプロパガンダとの関係を分析し、この問題が取り上げられたのはごく最近のことであるとし、中国共産党が日本のメディア空間にどのような影響を与えているかについて、例えば、金融メディアなどの例を挙げている。

民主主義・人権プログラム

中国資本はまだチリの民主主義を侵食していない (スペイン語)

出版日2021年10月18日

要旨チリの腐食性資本に関するFPPの出版物についての論文。ハニグは、調査結果についてインタビューを受けた主要な人物。 「非民主主義国」からの投資に焦点を当て、彼らが「腐食性資本」と呼ぶもの、つまり「その国の制度的弱点を利用して参入し、長期的にその国の民主主義を侵食する可能性を持つ」資本に関連する潜在的リスクを分析している。ハニグは調査結果についてインタビューを受けた主要な人物。

民主主義・人権プログラム

真実の価値について(スペイン語)

著書名ハニグ・サスチャ
出版日2021年10月16日

要旨この出版物では、2021年のオスロ・フリーダム・フォーラム・サミットとその会議で議論されたトピックについてコメントし、中南米にとっての重要性を明確にしている。

民主主義・人権プログラム

「ソフトパワーとシャープパワー」、「デモクラティック・ピース」、「市民社会とグローバル・ガバナンス」

著書名市原麻衣子
出版日2021年9月

要旨安全保障に対してソフトパワー、民主主義、市民社会が与える影響を分析する。

民主主義・人権プログラム

公平性の罠−−日本の高齢者にとってのワクチン予約システムと混乱(英語)

著書名市原麻衣子
出版日2021年6月15日

要旨本論文は、日本のワクチン流通システムが直面した政治的、技術的、制度設計上の問題を指摘し、特に高齢者向けの問題を取り上げている。筆者は、公平性よりも個人の特性に焦点を当てた方が、ワクチン接種計画の遂行には良かったのではないかと提案している。

民主主義・人権プログラム

アジアの多国間主義と民主主義 (スペイン語)

著書名市原麻衣子
出版日2021年5月

要旨本文論では、2000年代前半までにアジアで構築された制度や協力の枠組みにおいて、具体的な成果が少ないことを指摘する。政治的な不安定さや中国などの権威主義勢力の台頭は、この地域における民主主義の拡大にとっての課題である。これを防ぐための答えは、協力、新興民主主義国の統合、制度化に基づいており、COVID-19の流行により、これはさらに困難になる可能性がある。

民主主義・人権プログラム

電子部品の需要とグローバル化への挑戦(スペイン語)

著書名ハニグ・サスチャ
出版日2021年5月6日

要旨本出版物では、いくつかの主要な商品が不足したことを、パンデミックの初期にいくつかの国が取った態度と関連づけ、それらが中南米に与えた影響について述べている。

民主主義・人権プログラム

変容する「人権・民主主義外交」-民主主義国の国際連携と日本のあり方

著書名市原麻衣子
出版日2021年5月

要旨バイデン政権は人権・民主主義の保護とそれに基づく外交を中核に位置付け、新たな路線の基軸は国際連携による人権・民主主義の推進となった。背後には、自由主義的国際秩序の後退に加え、国際社会の米国に対する認識変化を自覚する米政権・識者の姿がある。