出版物
民主主義・人権プログラム
ミャンマーにおける地震と人道的危機
出版日2025年7月30日
要旨本稿は、2025年3月28日にミャンマーを襲ったマグニチュード7.7の地震による被害の概況と、それに関連する人道的状況を報告する。地震は内戦下のミャンマーに深刻な被害をもたらしたが、停戦合意にもかかわらず、軍政は市民への攻撃を続けている。パンデミック、クーデターと内戦、サイクロンなど、ミャンマーは過去5年間にたびたび危機に直面してきた。それにもかかわらず、ミャンマー国軍は市民の生命を奪い、人道支援の提供すら妨げている。国際社会は軍事政権に正当性を与えることなく、人道支援を強化すべきである。
民主主義・人権プログラム
中国の「悪意のある情報」が沖縄へ [in English]
出版日2025年3月20日
民主主義・人権プログラム
今日の多国間主義の諸問題と各セクターの役割
出版日2025年3月
民主主義・人権プログラム
ラテンアメリカ諸国への技術移転―米中からの脱却か?[in English]
出版日2025年3月12日
民主主義・人権プログラム
ミャンマー支援 動くべき時だ 市原麻衣子(一橋大大学院教授)<多思彩々>
出版日2025年2月16日
民主主義・人権プログラム
「迫る個人崇拝の足音 「物語競争」の時代を生き抜く」におけるコメント引用
出版日2025年2月4日
民主主義・人権プログラム
ある日本人少年の物語 中国が用いる手法 —情報操作とナラティブ・ジャミング
出版日2025年5月21日
要旨本稿は、2024年9月18日に中国の深圳で発生した10歳の日本人少年殺害事件を事例に、中国が情報操作として用いた戦略である「ナラティブ・ジャミング(narrative jamming)」について分析する。事件後、中国は有償のインフルエンサーやボットのネットワークを利用し、ソーシャルメディア上で日中関係に関する多様な無関係なナラティブを氾濫させ、本来の事件への注意を意図的に逸らそうとした。この戦略は、歴史的な日中間の緊張、特に第二次世界大戦の記憶を利用し、排外主義的なナショナリズムを煽りながら、中国国内で発生した外国人襲撃事件への注目を回避する目的で行われた。本稿は、2023年と比較して2024年の関連ツイート数が倍増し、特に事件報道のピーク時に集中的にナラティブ操作が行われたことを示し、中国政府の情報操作と透明性の欠如、および外国人の安全に対する懸念を論じる。
民主主義・人権プログラム
民主主義のイデオロギー化回避を―イラク戦争の轍を踏まないために
出版日2025年1月22日
民主主義・人権プログラム
サイエンス・フィクション、人工知能の予言、自由民主主義の変容 [in English]
出版日2025年1月15日
民主主義・人権プログラム
難民保護と市民社会の役割 -日韓比較研究[in English]
出版日2023年11月15日