出版物

民主主義・人権プログラム

論壇委員から 正当性利用 秩序揺るがす

著書名市原麻衣子
出版日2022年7月20日

要旨市原麻衣子教授は、ロシアがウクライナ侵略に際して宗教という正統性の高い規範をも利用して、国際秩序を侵害しようとしていると指摘する。

民主主義・人権プログラム

〈多思彩々 参院選〉国際秩序形成へ、積極外交を

著書名市原麻衣子
出版日2022年6月26日

要旨7月10日の参議院議員選挙を前に、外交問題がどのような意味を持つのか、市原麻衣子教授が考察しています。通常、外交問題は選挙での主要課題ではありませんが、今回の選挙では様相が異なることを指摘し、各政党が外交問題をどのように取り上げているかを解説しています。

民主主義・人権プログラム

アジアからの警鐘 ー揺らいでいるとはいえ、米国の民主主義はその経験を活かしてアジアの民主派を支援できる

著書名市原麻衣子、リン・リー(Lynn Lee)
出版日2022年7月2日

要旨アジア地域の安定化要因として貢献してきた民主主義とルールに基づく秩序が脆弱になっており、共通の規範と価値を維持する地域的多国間枠組みの必要性が高まっている。こうした認識を受けて発足した枠組の一つが、1.5トラック・アプローチを目指す「サニーランズ・イニシアティブ(Sunnylands Initiative)」である。これを効果的なものとするためには、アジア諸国は当事者意識を高める必要がある。

民主主義・人権プログラム

ウクライナ紛争への国際関係論的ガイド(ビルマ語)

著書名アウン・ニン テ テ
出版日2022年4月30日

要旨フォーリン・ポリシー誌に掲載された「ウクライナ紛争への国際関係論的ガイド」のビルマ語訳。

民主主義・人権プログラム

規範揺らぐ今、本質的対処を

著書名市原麻衣子
出版日2022年5月26日

要旨今後、規範侵害の常態化を防ぐ上で重要なことは、ロシアに譲歩しない姿勢は保ちつつも、非欧米諸国を遠ざけないよう留意して足並みの揃った理解と参画を取り付けていくことである。

民主主義・人権プログラム

アダム・ロバーツ卿は、ウクライナ危機の主な原因は欧米にあるという見方に反論している(ビルマ語)

著書名アウン・ニン テ テ
出版日2022年4月21日

要旨エコノミスト誌に掲載された「アダム・ロバーツ卿は、ウクライナ危機の主な原因は欧米にあるという見方に反論している」のビルマ語訳。

民主主義・人権プログラム

フン・セン首相のビルマ訪問とカンボジアの国内問題(ビルマ語)

著書名アウン・ニン テ テ
出版日2022年1月8日

要旨本稿では、カンボジアの人権状況と、ミャンマー問題を解決するためのASEAN議長国への転身について解説している。さらに、中国がカンボジアの議長国に影響を与えていることを、ASEANの政策遂行上の懸念材料として取り上げている。

民主主義・人権プログラム

繰り返されるタリバンと女性の権利(ビルマ語)

著書名アウン・ニン テ テ
出版日2021年8月17日

要旨この記事では、アフガニスタンの女性たち、具体的には、外交官、ジャーナリスト、活動家、学生たちが、タリバンによる女性へのひどい弾圧を経験し、女性の権利や、教育や仕事などの基本的人権を侵害されたという声や意見を紹介している。

民主主義・人権プログラム

過渡期の正義とアルゼンチン(ビルマ語)

著書名アウン・ニン テ テ
出版日2022年2月1日

要旨この記事は、アルゼンチンの「汚い戦争」における女性の役割と、移行期正義を求めて闘う女性の姿を紹介している。ミャンマーの人々にとって、特に移行期正義の問題を考える上で最も参考になるはずだ。

民主主義・人権プログラム

もっともらしい主張の噓 厄介

著書名市原麻衣子
出版日2022年4月3日

要旨ロシア政府のプロパガンダが日本でかなりの影響力を持っている。日本で主流化したウクライナ侵略の目的に関する見方がその例の一つであり(NATO加盟を防止するためにロシアが侵略を行ったというもの)、この見方はロシア政府の主張をうのみにしたものである可能性がある。