「『軍政は崩壊し始めている』 来日したミャンマー民主派の『外相』がにじませた日本への不満」へのコメント

2023年12月3日に東京新聞の記事、「「軍政は崩壊し始めている」 来日したミャンマー民主派の「外相」がにじませた日本への不満」に対する法学研究科の市原麻衣子教授のコメントが公開されました。この記事は、2021年2月にクーデターを起こした国軍に対抗し、民主派が樹立した「挙国一致政府(NUG)」のジンマーアウン外相が11月、日本を訪れたことに関する内容です。市原教授は、ミャンマー民主派外相の訪日は、ミャンマーの現状を伝え、関心を喚起した点で評価するとした上で、ミャンマーの将来の安定を実現するために、日本政府は、国軍とだけではなく、NUGと少数民族とも対話する必要があり、非正式でもNUGとの関係性を構築してミャンマー問題の解決に向けて外交を活発化させることを期待するとコメントしました。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/293634