「中国の全面禁輸「想定外」 政治問題化する処理水放出…不信募る日本」へのコメント

2023年8月24日に朝日新聞の記事、「中国の全面禁輸「想定外」 政治問題化する処理水放出…不信募る日本」に対する法学研究科の市原麻衣子教授のコメントが公開されました。本記事は、東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出を受け、日本産水産物の全面禁輸というカードを中国が切ったことに対し、日本からは「想定外」「異常な対応」との声が上がり、政治的解決の糸口も見えない状況を説明しています。市原教授は、処理水放出に関する中国政府の対応の背後には三つの政治的意図があると指摘しています。第一に、日本国内にも処理水放出への反対論が存在していたことを踏まえ、日本国内における対立を煽ろうとしている点です。第二に、尹政権下での日韓の接近を中国が警戒しており、処理水放出に反対する人々に対するモラルサポートを提供することで対日感情の悪化を促進しようとしているという点です。そして第三に、中国の国内世論を意識し、反日ナショナリズムをカードとして用いたという点です。

https://www.asahi.com/articles/ASR8S72CVR8SUHBI04W.html