「ゼレンスキー大統領が広島に到着 あすG7サミット討議に対面参加へ」へのコメント

2023年5月20日、朝日新聞において法学研究科の市原麻衣子教授のコメントが紹介されました。教授は同日に公開された「ゼレンスキー大統領が広島に到着 あすG7サミット討議に対面参加へ」と題された記事についてコメントしました。本記事は、21日にウクライナ情勢について議論するため、ウクライナのゼレンスキー大統領が20日に広島に到着したことに関して記述しています。市原教授は、今回のG7サミットがSNS時代に合わせたイメージ戦略、その中でも特に視覚イメージとストーリーを意図的に多く作り出すことに集中している組み立てになっていると評価しました。また、今回のゼレンスキー大統領のG7参加は、勇敢なリーダーとそれを支えるG7という構図、すなわち屈強さを増す効果をもたらしたと論じました。更に、分極化の激しい今日において共鳴しにくい弱者救済ではなく力強さを発信する必要性から、ゼレンスキー大統領のG7対面参加が企画されたのではないかとの考えを述べました。

 

https://www.asahi.com/articles/ASR5N4KCDR5NUHBI010.html