その他の研究成果

民主主義・人権プログラム

アジアの多国間主義と民主主義 (スペイン語)

著書名市原麻衣子
出版日2021年5月

要旨本文論では、2000年代前半までにアジアで構築された制度や協力の枠組みにおいて、具体的な成果が少ないことを指摘する。政治的な不安定さや中国などの権威主義勢力の台頭は、この地域における民主主義の拡大にとっての課題である。これを防ぐための答えは、協力、新興民主主義国の統合、制度化に基づいており、COVID-19の流行により、これはさらに困難になる可能性がある。

セウォル号事件、フェミニズム…作品性と大衆性を兼備した韓国の社会派映画5選

著書名権容奭
出版日2021年5月10日

要旨韓国映画には政治や権力を果敢に批判し、歴史・社会問題に触れる作品が多い。しかも作品性と大衆性を兼備する点が強みだ。とりわけ、朴槿恵(パク・クネ)前大統領を弾劾に追い込んだ「ろうそく革命」の前後、2015~17年には社会派映画が数多く誕生した。

民主主義・人権プログラム

電子部品の需要とグローバル化への挑戦(スペイン語)

著書名ハニグ・サスチャ
出版日2021年5月6日

要旨本出版物では、いくつかの主要な商品が不足したことを、パンデミックの初期にいくつかの国が取った態度と関連づけ、それらが中南米に与えた影響について述べている。

民主主義・人権プログラム

変容する「人権・民主主義外交」-民主主義国の国際連携と日本のあり方

著書名市原麻衣子
出版日2021年5月

要旨バイデン政権は人権・民主主義の保護とそれに基づく外交を中核に位置付け、新たな路線の基軸は国際連携による人権・民主主義の推進となった。背後には、自由主義的国際秩序の後退に加え、国際社会の米国に対する認識変化を自覚する米政権・識者の姿がある。

内戦の計量分析

著書名大林一広
出版日2021年

要旨計量分析に基づき、権力分有協定の導入が、内戦終結後の和平と民主化の両立への鍵となりうることを示した。

民主主義・人権プログラム

日本はワクチン外交の議題設定役を担う(英語)

著書名市原麻衣子、山田敦
出版日2021年4月30日

要旨この記事では、中国やロシアなどの国が、アメリカや日本などの伝統的な援助国に代わって、途上国へのワクチン提供を行う積極的な戦略の中で、日米豪印戦略対話(QUAD)を通じてワクチン外交を推進してきた日本の役割について言及している。

国際制度への加入

著書名山田敦
出版日2021年

要旨【要旨】1950〜60年代に国際制度への加入を果たした日本は、その後の時代に、加入のベネフィットとコストの両方がきわめて大きいことを経験するのであった。

概説EU環境法(単著、法律文化社)

著書名中西優美子
出版日2021年4月

要旨本書は、EU環境法をできるだけ分かりやすく解説することを目的としている。

民主主義・人権プログラム

ワクチンの9割は中国産 チリの診断率が低下するどころか上昇しているのはなぜか?(中国語)

出版日2021年4月14日

要旨チリにおける中国製ワクチンの有効性について言及した報道記事。ハニグ・サスチャはこの記事の中で引用されている。

民主主義・人権プログラム

民主主義:時代の終わり?(スペイン語)

著書名ハニグ・サスチャ
出版日2021年4月6日

要旨世界の民主主義の全体的な状況と、それがチリの事例にどのように反映されているかについて述べている。