「元最大野党党首に禁錮27年 総選挙前、『外国勢力と共謀して反逆』」へのコメント

2023年3月3日、朝日新聞に一橋大学大学院法学研究科・GGR研究員の市原麻衣子教授のコメントが紹介されました。教授は同日に公開された『元最大野党党首に禁錮27年 総選挙前、「外国勢力と共謀して反逆」』と題された記事についてコメントしました。この記事は救国党というカンボジアの旧最大野党の元党首ケム・ソカ氏が、外国勢力と共謀して政府を転覆させる陰謀をしたという疑いで、禁錮27年の判決を受けたことに関するものです。カンボジアは7月に総選挙を控えていることもあり、この判決は現政権が野党をけん制するためのものとの指摘が多いです。市原教授は、カンボジア政府の今回の措置は、「法の支配(rule of law)」という法の下の平等が確保されている状態ではなく、「法による支配(rule by law)」の典型例であるとコメントしました。さらに、現政権は総選挙に勝つためにあらゆる手段を講じており、公正な選挙を妨げていると指摘しました。最後に、日本を含む国際社会は、7月の選挙結果を認めず、カンボジアがより民主的な政府を構築できるよう援助すべきだと主張しました。

https://www.asahi.com/articles/ASR3353R7R33UHBI019.html?_requesturl=articles%2FASR3353R7R33UHBI019.html&pn=6#comment_area