その他の研究成果

EU法に照らした憲法と法律の関係(ドイツ語)

著書名中西優美子
出版日2022年2月

要旨本稿は、EU法制度における「憲法」と「法律」の関係を明らかにしようとするものである。この論文は、日独両国の憲法研究者の研究を集めた本の一部である。

グローバルリスク・危機管理プログラム

ウクライナ侵攻の波紋 秋山信将さん、松田康博さん

出版日2022年3月10日

要旨核さえ持てば抑止できるなどという大ざっぱな議論ではなく、大きな国家戦略と目標から安全保障戦略、必要な装備へと順序立てた思考をすべきだ。

民主主義・人権プログラム

過渡期の正義とアルゼンチン(ビルマ語)

著書名アウン・ニン テ テ
出版日2022年2月1日

要旨この記事は、アルゼンチンの「汚い戦争」における女性の役割と、移行期正義を求めて闘う女性の姿を紹介している。ミャンマーの人々にとって、特に移行期正義の問題を考える上で最も参考になるはずだ。

民主主義・人権プログラム

もっともらしい主張の噓 厄介

著書名市原麻衣子
出版日2022年4月3日

要旨ロシア政府のプロパガンダが日本でかなりの影響力を持っている。日本で主流化したウクライナ侵略の目的に関する見方がその例の一つであり(NATO加盟を防止するためにロシアが侵略を行ったというもの)、この見方はロシア政府の主張をうのみにしたものである可能性がある。

グローバルリスク・危機管理プログラム

忍び寄る先制核使用の恐怖 プーチン大統領は本気なのか

出版日2022年4月16日

要旨ロシア軍による「核の脅威」に関して秋山信将教授に話を聞く。

民主主義・人権プログラム

タリバン支配下の女性教育(ビルマ語)

著書名アウン・ニン テ テ
出版日2022年2月9日

要旨この記事では、女性の教育に関するタリバンの反応と管理を指摘しているが、これは彼らの地位を維持するための理由であり、国際社会に彼らが女性問題の面倒を見ようとしていることをアピールするための約束に過ぎない。

リーガル・イノベーションプログラム

貸倒損失と債権放棄 ー興銀事件最高裁判決以降の展開

著書名吉村政穂
出版日2021年9月

要旨貸倒損失が法人税法上損金算入として認められるかに関する設例を検討した。興銀事件最高裁判決後の裁判例や国税庁によるガイダンスを参照し、債権の回収可能性における債権者側の事情、債権放棄における特別清算の手続き、寄付金該当性の判断などを解説した。

グローバルリスク・危機管理プログラム

核使用、通常なら考えられないが… 秋山信将・一橋大学教授に聞く

出版日2022年3月8日

要旨ロシアによるウクライナ侵攻でのプーチン大統領の核の使用可能性などに関して秋山信将教授に話を聞く。

民主主義・人権プログラム

サイレント・ストライク (ビルマ語)

著書名アウン・ニン テ テ
出版日2021年12月24日

要旨本記事では、反クーデターの抵抗を続けるために、ミャンマー全土で何千人もの人々によって行われたサイレントストライキについて主に紹介している。全国規模のサイレントストライキは、軍に対する抵抗の最新の行動であり、ミャンマーの人々の最も大きな叫びとなった。

グローバルリスク・危機管理プログラム

核禁条約、イラン…NPT再検討会議の焦点は 秋山信将氏が解説

出版日2021年12月26日

要旨2022年1月4日から核拡散防止条約(NPT)再検討会議が開催される。記事では秋山信将教授に話を聞き、再検討会議の焦点を解説、また核軍縮の現状や分断解決の糸口をどこに見出すべきか分析してもらう。