民主主義・人権プログラム
【GGRトークセッション】データサイエンスを用いて台湾における中国の情報操作を解明する
イベント概要
GGRトークセッションを以下の通り開催致します。どなたでもご参加可能で、参加には事前登録が必要です。
題目 | 民主主義とお互いへの信頼と不信 -データサイエンスを用いて台湾における中国の情報操作を解明する |
講師 | 游 知澔(一橋大学大学院法学研究科 客員研究員 / 台湾情報環境研究センター(IORG)共同ディレクター) |
日時 | 2023年7月11日(火)12時30分〜13時30分 |
開催場所 | 一橋大学国立キャンパス(事前登録後に場所をご連絡致します) |
使用言語 | 英語 |
事前登録 | https://hrs.ad.hit-u.ac.jp/v33/entries/add/612 |
【講師紹介】
游 知澔(Chihhao Yu)
ソフトウェアエンジニア、情報デザイナー、台湾情報環境研究センター(IORG)共同ディレクター。2023年4月より一橋大学大学院法学研究科客員研究員を務める。IORGでは、科学研究、データエンジニアリング、コミュニティ参加、国際交流の調整を担当し、台湾における選挙の公正性の確保と民主的レジリエンスの構築を目指し、組織を運営している。IORG外では、台湾の市民ハッキングコミュニティ「g0v」(発音は「gov-zero」)に活動的に参加しており、国際交流とコミュニティ・ガバナンスに取り組んでいる。また、日本、韓国、香港の市民ハッカーと協力し、西太平洋地域の市民ハッカーを繋ぐ「Facing the Ocean」を共同で開催している。
IORG(Taiwan Information Environment Research Center)とは
IORGは台北に拠点を置く市民社会組織であり、情報環境の科学的研究とコミュニケーションを専門としている。IORGは2019年以来、人工知能を活用しつつ、台湾の公論の公正性に影響を与える情報操作、外国の介入、その他の注目すべき活動について報告書を作成してきた。IORGはパートナーとの協力のもと、台湾全国でワークショップを開催し、最新の研究、情報リテラシー、サイバーセキュリティのスキルを教師や学生、若者や高齢者と共有し、デジタル民主主義におけるよい市民の形成を支援してきた。