要旨
2022年12月27日、東北大学准教授の東島雅昌氏と一橋大学大学院法学研究科講師・GGR研究員のウ・ユジン氏が共著した論文が東北大学大学院情報科学研究科の学術誌Interdisciplinary Information Sciencesに掲載されました。著者は本論文で、各国の難民・庇護政策に関する最近の研究を概観し、多様な政策手段の採用を定量的に理解するために研究者たちが行っている最近の取り組みを紹介することを目的としています。そのために、各国の難民政策を定量的に測定する既存のデータセットを検討し、比較しています。この分析に基づいて、今後の研究はより広い時間的・地理的範囲を通じて、受入国の難民政策を理解することを試みるべきであると結論づけています。