センター概要

グローバル・ガバナンス研究センター(Institute for Global Governance Research: GGR)は、①リーガル・イノベーション(AI、Fintech、ODR等)を中心に、情報、WEB取引及び国際課税等を包摂する学際的・先端理論の構築を目指したグローバル・ロー研究、②国境を越え、また科学技術の急速な進展に伴い多様化する紛争、環境問題、人・情報の移動等に伴う新たな紛争などの解決に寄与する先端理論のグローバル・ガバナンス研究を2本の柱として、令和2年4月、従来の「グローバル・ロー研究センター」を発展的に改組して全学組織として設置されました。グローバル・ローおよびグローバル・ガバナンスの2部門の傘下に各種プログラムを設置して、研究活動、学術・実務面における国際交流活動、国内外の人的・情報ネットワークの構築、実務諸機関との連携プロジェクトなどを行います。こうした活動を通じて、GGRはその研究成果を法学研究科における学部・大学院教育に還元します。

センター使命

グローバル・ガバナンス研究センターは、国内外の研究教育機関及び実務諸機関との緊密な連携の下に今日的な政策的課題に取り組み、最先端の研究を推進するとともに、その成果を広く国内外に発信し、さらには国際的に活躍しうる法律実務家・研究者の育成に貢献します。また、国内外の研究教育機関と緊密に連携し、日本と世界における法学及び国際関係論の研究教育の拠点となることを目的とします。