「『司令塔不在』 綱渡りの韓国『代行の代行』副首相を不安視する声も」へのコメント
2024年12月31日、朝日新聞の記事「『司令塔不在』 綱渡りの韓国『代行の代行』副首相を不安視する声も」に対する市原麻衣子教授(法学研究科)のコメントが公開されました。本記事では、尹錫悦(ユンソンニョル)大統領および韓悳洙(ハンドクス)首相が相次いで弾劾訴追されるという異例の状況下、韓国南西部・全羅南道にある務安(ムアン)国際空港で発生した旅客機事故に関する、崔相穆(チェサンモク)経済副首相兼企画財政相の対応、および野党の協力姿勢について報じられています。市原教授は、尹大統領による国内での民主主義を脅かすような言動と、国際社会に向けて民主主義の尊重を強調する姿勢との間にある矛盾に言及し、それが民主主義に対する信頼性を損なう懸念があると指摘しました。そのうえで、尹大統領が説明責任を果たし、事態が収束に向かうことへの期待を表明しています。