GGR ウェビナーを以下の通り開催いたしますのでご案内いたします。
どなたでもご参加可能で、参加には事前登録が必要です。
タイトル:【GGRウェビナー】ミャンマーに対する地政学的対立の影響
日付:2025年2月28日
時間:18:30-20:00
ご登壇者:Mai Kyaw Oo (スポークスパーソン, Association of United Nationalities Japan会長)
Myo Min Swe (We For All ディレクター)
根本敬(上智大学名誉教授)
長田紀之(日本貿易振興機構 アジア経済研究所 研究員)
言語:日本語
事前登録サイト:https://hrs.ad.hit-u.ac.jp/v33/entries/add/839
Mai Kyaw Oo(マイ・チョー・ウー)は、日本統一民族協会会長。日本におけるビルマ人および少数民族の権利擁護に長年携わり、パラウン民族協会(日本)や統一民族協会(AUN)日本など数多くの団体を設立・指導し、事務局長、後に会長(複数期)を務めた。また、他のビルマ系、シャン系の団体でも指導的立場にあり、民主主義や民族問題に関連する様々な委員会のコーディネートも行ってきた。
Myo Min Swe(ミョー・ミン・スウエ)は、留学生として来日し、現在は社会人として働きながら民主化活動に参加。2007年にミャンマーで勃発したサフラン革命をきっかけに民主化活動に専念。2021年2月1日の軍事クーデター以降、独裁的な軍事体制を撤廃し、ミャンマーの連邦民主国家の実現を目指して活動している。ミャンマー連邦民主国家の実現を目指している。2022年6月、NPO法人「We For All」を設
立。 街頭募金活動やチャリティーイベントなど、さまざまな方法でミャンマーの国内避難民を支援している。クーデターを起こしたミャンマー暴力軍に強く反対し、日本政府を含む国際社会が国民統合政府(NUG)を承認し、ミャンマー国民を支援するよう活動している。人権と自由を保障する連邦民主国家の実現を目指し、今後も闘い続ける。
根本敬(ねもとけい)は上智大学名誉教授、ほか国際基督教大学と立教大学で非常勤講師を務める。専門はビルマ(ミャンマー)近現代史。日本語による主要著書に『抵抗と協力のはざま―近代ビルマ史の中のイギリスと日本』(岩波書店、2010年)、『物語ビルマの歴史―王朝時代から現代まで』(中央公論新社、2014年)、『アウンサンスーチーのビルマ:民主化と国民和解への道』(岩波書店、2015年)、(共編著)『アジアの独裁と「建国の父」:英雄像の形成とゆらぎ』(彩流社、2024年)がある。英文による主要業績には“Burma’s (Myanmar’s) ‘exclusive’ nationalism”, in Jeff Kingston (ed.), Asian Nationalisms Reconsidered, pp.218-229, 2016, Routledge; “ “Neither Pro-British nor Pro-Japan: How the Burmese Political Elite reacted under British and Japanese Rule”, in Hugo Dobson and Nobuko Kosuge (eds.), Britain and Japan at War and Peace, 2009, pp.51-65, Routledge; Reconsidering the Japanese Military Occupation in Burma (1942-45), Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa, Tokyo University of Foreign Studies, 2007, 236pp. などがある。
長田紀之は、独立行政法人日本貿易振興機構・アジア経済研究所・地域研究センター 研究員。専門は、植民地時代・独立後のビルマ・ミャンマーにおける都市社会、移民、近代国家建設の歴史。現代のミャンマー事情の分析にも従事している。著書に、『胎動する国境―英領ビルマの移民問題と都市統治』 (山川歴史モノグラフ)(2016年)、『ミャンマー2015年総選挙-アウンサンスーチー新政権はいかに誕生したのか:アウンサンスーチー新政権はいかに誕生したのか』 (情勢分析レポート)(2016年)がある。
皆様のご参加をお待ちしております。
グローバル・ガバナンス研究センター(GGR)