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2024年11月5日に、法学研究科の市原麻衣子教授が執筆した論文、「日本の統治における垂直的説明責任 -公的概念の影響」がADRN Working Paperとして出版されました。本稿で市原教授は、垂直型の説明責任を達成する上での日本の課題について検証し、市民の政治参加が限定的であること、そしてそれが政府の政策に対する市民の影響力にどのような作用をもたらしているかを説明しています。日本は高いレベルで市民の自由を維持しているものの、ほとんどの日本国民は政府を保護的な機関と見なし、政府に積極的に説明責任を求めるよりも、公共の諸課題に対処することを期待していると指摘しています。市原教授は、インターネットや草の根運動を通じて特に若い世代の間で市民の関与の度合いが高まることは、変化の兆しであると述べています。しかし、これら継続的な変化が日本の市民文化に見られるかを判断するには、さらなる研究が必要であることに言及しました。