「ウクライナ侵攻2年 揺らぐ世界 戦争終結は」での発言

2024年3月6日に、法学研究科教授の市原麻衣子教授も出演した2月25日放送の日曜討論「ウクライナ侵攻2年 揺らぐ世界 戦争終結は」の記事がNHKより公開されました。本記事では、ロシアによる軍事侵攻から2年が経過し、ウクライナの反転攻勢は思ったような成果をあげられず守勢に回る状況も出ている中で、戦争終結への道筋について徹底討論された内容がまとめられています。市原教授は、ウクライナ侵攻の国際社会への影響として、ポジティブな面とネガティブな面の双方を見る必要があると述べました。とりわけSNSの影響が強い情報過多な社会において、イスラエルやガザ、さらにはミャンマー、スーダンの問題もある中で、人々の注目を集めづらく、外交的な取り組みも集中させることが難しくなっていることを指摘しました。議論の後半で、今後日本が果たすべき役割について問われた市原教授は、日本の外交姿勢は欧米のアジェンダセッティングに影響を受ける傾向にあるが、アジアの盟主として日本はミャンマーの問題をはじめとしたアジアの問題に対してもしっかりと目を向け牽引していく必要があると強調しました。

 

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