2024年8月11日に、法学研究科の市原麻衣子教授が執筆した記事、「アジアの民主化支援　日本で」が『信濃毎日新聞』に掲載されました。本記事で市原教授は、過去20年近くにわたり、アジア各国で市民への抑圧が強化される中、日本がアジアの人々にとって静かに希望を温める地になりつつあると論じています。例えば、日本では、ミャンマーにおける国軍と対峙する民主派に対する支援が継続的に実施されていること、香港の民主活動家を支える動きが存在感を増していること等が挙げられます。また、このような民主化運動を支援する日本国内のネットワークが拡大し続けていることも指摘しました。そして市原教授は、自由を求めるアジアの市民が日本社会で活発に活動していることで、日本社会の変化を評価し、今後より主体性を持って活動する人々が増え、その活動を温かく見守る社会がどのように進展するかに期待を寄せました。

https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2024081100163