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2024年8月5日に、法学研究科博士課程に在籍するサッシャ・ハニグ・ヌニェズ氏が執筆した論文、「チリ−中国のFTA ―銅のモノカルチャー、限定される多角化、隠れた依存関係」がCADALに掲載されました。この論文でハニグ氏は、権威主義的中国の影響力が、チリの経済分野に及んでいることについて言及しています。二国間関係が高まる一方で、ハニグ氏はチリの対中依存度の高さ、中国が貿易関係を銅に限定する動きについて説明し、そしてそれらが与える潜在的な影響力がチリの脆弱性を示していることを懸念しました。また、それらチリが対中依存を深めることについて、一部の専門家は擁護する姿勢を示していることも強調しました。最後にハニグ氏は、中国経済の停滞などの現状を説明し、今後チリが直面するFTAの持続可能性について触れまとめとしました。