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2024年4月、森有礼高等教育国際流動化機構グローバル・オンライン教育センター講師の深澤一弘先生による共著論文、「滞在、帰国、移住: 英米のアジア系博士号取得者の移動先」が森有礼高度教育国際流動化機構に掲載されました。本論文は、米国や英国で博士号を取得したアジア人学生の進路先を探っています。深澤先生は、1986年から2015年の間に博士号を取得した韓国、日本、東南アジア、中国出身の650人以上の学歴とキャリアのプロフィールからなるユニークなデータセットの利用を通して、モビリティの傾向は出身国によって大きく異なり、母国の支援を受けた者は卒業後に帰国する傾向が強いこと、米国で博士号を取得した者は、英国で取得した者に比べて母国に戻る傾向が低いこと、米国を除けば、自国民の海外教育に資金を提供している国は、一般的にその投資に対して社会的リターンを得ており、伝統的な人的資本仮説と一致していることを明らかにしました。
https://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/hermes/ir/re/83061/070_moriWP24-01.pdf