「デジタル世界における民主主義と独裁」での発言 [in English]
法学研究科の市原麻衣子教授が登壇したノルディック・トークの番組、「デジタル世界における民主主義と独裁」が2024年4月3日に公開されました。この番組は、平和と民主主義を擁護するためにデジタルツールをどのように活用できるかに焦点を当てています。デジタルメディアの状況は、民主主義社会にとってどのような課題と機会をもたらすのか、そして、デジタル化の時代における世界の民主主義の未来について議論されています。市原教授は、デジタル技術は国際的に重要な影響を及ぼす力を個人に与えるため、常に解放の技術であると信じると述べます。しかし同時に、一般の人々がフィルターバブルのような問題に直面し、また、多くの国が他国からの偽情報の影響に苦しんでいると指摘します。したがって、デジタルリテラシーが非常に重要であり、それに加えてファクトチェックを強化すること、カウンターナラティブを作成する方法を考える必要があると論じています。