「「一族支配」強まるカンボジア 野党党首、言論封殺の現状を訴え」へのコメント
2024年2月9日に朝日新聞の記事、「「一族支配」強まるカンボジア 野党党首、言論封殺の現状を訴え」に対する法学研究科の市原麻衣子教授のコメントが公開されました。この記事は、カンボジアの民主主義をめぐる状況が悪化する中で、来日した同国有力野党・キャンドルライト党のティアウ・ワンノル党首へのインタビューに関する内容です。市原教授は、キャンドルライト党の党首が来日し、現状を説明したことは日本社会にとって望ましい動きであるとした上で、カンボジアをはじめ形ばかりの選挙を行う国の政治体制を民主主義と呼ぶことは避けるべきだと述べ、カンボジアの今後の動向に注視が必要であるとコメントしました。