「アウンサンスーチー氏の住宅が競売に 長年の軟禁先「民主化の象徴」」へのコメント

2024年1月26日に朝日新聞の記事、「アウンサンスーチー氏の住宅が競売に 長年の軟禁先「民主化の象徴」」に対する法学研究科の市原麻衣子教授のコメントが公開されました。この記事は、ミャンマーの民主化指導者であるアウンサンスーチー氏がかつて自宅軟禁に置かれた場所であり、またミャンマー民主化の象徴的な場所とも言われる邸宅が競売に出されることになったことに関する内容です。市原教授は、権威主義者は、自分に反対する勢力を動員する力を持ちかねないシンボルを恐れる傾向にあると指摘した上で、この場合はアウンサンスーチー氏のシンボルとしての場所と建物を他者の手の中に排除し、民主派の影響力を低下させようと躍起になっているのだろうとコメントしました。

https://www.asahi.com/articles/ASS1V42R8S1TUHBI02V.html