「「第二の故郷」日本に逃れたけど タリバン支配する母国に戻った理由」へのコメント
2023年8月13日に朝日新聞の記事、「「第二の故郷」日本に逃れたけど タリバン支配する母国に戻った理由」に対する法学研究科の市原麻衣子教授のコメントが公開されました。本記事は、日本留学から戻ってほどなく「政変」が起きて母国を逃れ、日本に一時身を寄せたが混乱ただなかの故郷に戻り、その思いを語った男性に関する内容です。市原教授は、難民支援を行う際には、母国を支援したいという難民の人々の思いをどのように実現することができるかも考える必要があると指摘しました。また、従来の日本社会は難民の自立を阻む構造を有していますが、今後は彼らの経験や知識を活かすことで、問題発見能力や課題解決能力を高められるはずであるとコメントしました。