2023年10月16日にフランスの高等社会科学研究院(EHESS)から学長はじめ教授陣が一橋に来学されます。両国の代表的な社会科学分野の学術機関として学術交流を拡大すべく、EHESS学長ご一行と一橋大学教員・大学院生の間で、以下通りワークショップを開催します。参加を希望される一橋大学の教員および大学院生は、10月8日までに登録サイトでご登録下さい。
タイトル | 【一橋・EHESSワークショップ】流動化する国際社会と社会科学における共同研究の役割 |
スピーカー | レオポルド・イリバレン(EHESS国際担当副学長) 中谷 純江(一橋大学専任講師) |
日時 | 2023年10月16日(木)10:00~12:00 その後13:00まで昼食レセプション |
場所 | 一橋大学国立キャンパス (会場は事前登録後にお知らせします。) |
言語 | 英語 |
主催者 | 一橋大学グローバル・ガバナンス研究センター、フランス社会科学高等研究院 |
事前登録 | https://hrs.ad.hit-u.ac.jp/v33/entries/add/648 |
【講師紹介】
レオポルド・イリバレン
ベネズエラ中央大学(Universidad Central de Venezuela)で工学と哲学を専攻後、2009年に社会科学高等研究院(EHESS)にて博士号を取得。その後、ハーバード大学ヘレニズム研究センター(2011~13年)と欧州連合(マリー・キュリー、2013年)から研究助成金を受けた。2019年にEHESS准教授になる前は、ライデン大学(Leiden University)で古代ギリシア哲学を講義(2014~19年)。研究領域は主に古代および現代の技術哲学。Fabriquer le monde: Technique et cosmogonie dans la poésie grecque archaïque (Classiques Garnier, Paris 2018)、Hesiod and the Beginnings of Greek Philosophy (Brill, Leiden, 2022)など、フランス語と英語での著書多数。
中谷 純江
2022年3月、一橋大学に着任。国連平和活動局(United Nations Department of Peace Operations)でスーダンと南スーダンでの平和維持活動、危機管理、戦略的ミッション計画、国連憲章と安全保障理事会の活動に関する研究などを行ったのち、現在特別休職中。それ以前は、米国社会科学研究会議(Social Science Research Council)の紛争予防・平和フォーラム(Conflict Prevention and Peace Forum)や国際連合婦人開発基金(UN Development Fund for Women)で勤務。戦後の国家建設と和平交渉のジェンダー的側面について、編著書(UN University Press, the University of Alberta Press)や学術誌(Central Asian Survey, Global Governance)で発表し、ニューヨークのクイーンズ・カレッジ(Queens College)で教歴を持つ。ニューヨーク市立大学にて政治学博士号、ボストンのフレッチャー・スクールにて法学・外交学修士号、上智大学にて学士号を取得。