「強権の祖国を捨て、あらがうロシア人たち ウクライナに寄せる思いは」へのコメント
2023年4月24日、朝日新聞に一橋大学大学院法学研究科教授・GGR研究員の市原麻衣子教授のコメントが紹介されました。教授は同日に公開された「強権の祖国を捨て、あらがうロシア人たち ウクライナに寄せる思いは」と題された記事についてコメントしました。この記事は、ロシアによるウクライナ侵攻後、プーチン大統領を批判するイラストを公開し、その後身辺の理由でセルビアに亡命したロシア人の話を紹介しています。市原教授は、身柄を拘束されたり、海外へ逃亡や国籍を捨てることを余儀なくされたりと、ロシア人としてプーチンの戦争に反対する人々の苦痛は想像を絶するものだとコメントしました。また、戦争によるロシア人の知識階級の海外流出やフィンランドとスウェーデンのNATO加盟は独裁政治がもたらす悪影響を示していると評価しました。