民主主義・人権プログラム 日本のCOVID-19への対応。科学的根拠に基づくガバナンスの弱さの問題 (英語) 出版日2021年10月31日 書誌名アジアにおけるパンデミック危機と民主的ガバナンス。各国の事例 (Asia Democracy Research Network) 著者名ICHIHARA Maiko 要旨 日本の民主主義は安定しており、ポピュリズムも抑えられていたにもかかわらず、COVID-19パンデミックへの対応が他のアジア民主主義国の成功体験よりも限定的であった理由を分析している。情報への信頼、科学的根拠に基づく意思決定、全体的な透明性、東京オリンピックをめぐる政策などが取り上げられている。一方で、市民の行動や政府の法の支配の尊重については肯定的に評価されている。 出版物リンク http://adrnresearch.org/publications/list.php?cid=1&pn=1&st=&code=&at=view&idx=221