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2025年2月、ウマル・ハムザ特任講師(一橋大学社会科学高等研究院)、黒崎卓教授(一橋大学経済研究所)、大林一広教授(一橋大学法学研究科)の共著論文、「Religiosity and risk-taking of Muslims: evidence from lab and field」がEmpirica誌(第52巻)に掲載されました。本論文はムスリム人口における宗教性とリスクテイクの相関関係を分析しています。本論文は、祈りの頻度(儀式に基づく指標)で測定される非常に宗教的な人々は、宗教的でない人々よりもリスクを取りにくいことを明らかにしています。また、ムスリムの宗教性を測定する指標として祈りの頻度が相対的に有用であると論じています。
https://link.springer.com/article/10.1007/s10663-025-09642-6